2007年08月02日

今日は、真面目に書きます。

おはようございます。みなさんおかわりありませんか。

現在の我が精肉店は、お盆前の繁盛期を目前に迎え、
通常の作業に加えて、卸業務部門で前もって支度の出来るもの
店頭販売商品では、冷凍物を中心とした(牛タンのスライスや若鶏の串物など)
仕入れや加工など、いい感じでの緊張感に包まれた空気となってきました。

お客様には「ありがたさ」を感じ、スタッフには「頼もしさ」を感じる場面でもあります。

我が精肉店は、今月12~14日に連休を予定しておりますが、
それ前後の週末には、早々より昨年を上回るペースで多くのお客さまよりご予約を頂いており
更なるありがたさを感じます。スタッフ一同、感謝・感謝です。

いゃ~、しかしなんですな~。
この辺りでそろそろ仕事に対するきちんとした内容の文章をかかないと、
「ほんとにこの人って、肉屋の経営者かいな?」って思われちゃうといけないので
背筋を伸ばして今からカキコしますね。

当店の味にたいするこだわりのひとつに
「生肉」
が、あげられます。
読み方としては、いわずと知れた「なまにく」ではありますが、
私的には、「いきにく」として捕らえています。

どういうことかと言うと、
店頭に並んでいるやきにく用和牛肉のほとんどが、
赤身肉本来の味わいを楽しんでいただくために
余分となる牛脂とスジ(筋)のほとんどを丁寧に取り除きを行なっております。
これも純粋に赤身肉を味わっていただくための当精肉店のこだわりのひとつです。

しかし、それだけでは肉本来のおいしさを伝えることはできないと考えています。
我々の取り扱うの和牛肉は、一度も冷凍のかかっていない
「なまにく」だからこそ、初めて成り立つことができるのです。
「なまにく」だからこそ、旨みがギュッと含まれているのです。

ご家庭でも試されたことはあるかと思いますが、
冷凍したお肉を、急速解凍すると肉汁がいっぱいでるでしょ。
あれがそのお肉のなかにあった「うまみ」なんですよ。
冷凍をしたお肉を解凍しようとすると、
性質としてはどうしてもうまみが分離しやすい状態になってしまうものなんです。

管理の視点からすれば、冷凍することで前もって忙しくないときに作業ができるので、
店側にとってすれば都合がよい(効率が良い)ということになります。

しかし、「肉本来の味」を追求するのであれば、必然としてそれは選ぶことはできません。

当精肉店は、豊田でも数少ない肉の専門店としてこの地で商いをさせてもらっております。
だからこそ、我々はあえて手間を惜しまい方法を選択し実践することで、
お客様の満足に一歩でも近づくことができれば、と日々思っております。

「お肉を買うなら、どうせなら内藤の肉にしよう」

このように思っていただく為に、日々がんばっていきます。


どうでした?

それでは、また。



※お目覚め直後の加工場です。ここから今日の一日が始まります。  


Posted by おにくや at 13:00Comments(3)