2007年10月11日

本物を探して

昨日、ナイトウが熱で倒れている頃
豊田市内で肉料理専門店を営んでみえるオーナーより
熱気あふれる問い合わせを受けました。

「A5」で勝負したい

とのことでした。

業界では余りにも聞きなれたグレード表記ですが、
一般の方には耳慣れないため
わかりにくいかと思われるので
9月12日のナイトウのブログより抜粋しますと、

黒毛和種と呼ばれる和牛肉であります。

和牛肉の肉について専門書には以下の様な記述がありました。

「脂肪交雑は世界最高。筋繊維が細かく、脂肪交雑は密である。」
※脂肪交雑=霜降りのこと。

さらに牛肉(枝肉)には、(社)日本食肉格付協会によって格付けが行われます。
牛肉の格付けには2つの等級が使われ、1つは歩留まり、2つ目は肉質の等級です。

歩留まり等級は、A・B・Cの3段階に分かれています。(Aの方が最高)。
肉質等級は、5・4・3・2・1の5段階に分かれています。(5が最も良い)。

なので、A5ランクは最高の肉質をもった牛となります。


なので、わかり易く一言でいうと

「最高ランクの牛肉!!」

となる訳です。

現在のところ、このようなランクの牛肉を取り扱う店舗は
実状少なくなってきています。
なぜなら、高額商品のためあまりにもリスクが多いと思われがちだからです。

しかし、このような肉を使うことで
肉料理専門店の括弧としたものを持てることも事実です。

景気の良いと言われる豊田市でも、
なかなかに「本物」の国産和牛の上等部位を取りそろえている店舗は、
意外なまでに少ないように感じております。

「飲酒で厳しい時代だからこそ、本物で勝負する」

成功の糸口になる言葉と信じ、ナイトウは期待しております。

お肉のことは、任せてください。






  


Posted by おにくや at 21:42Comments(3)