豚さんです。
今回は、ちょっと気分転換で
豚肉編をやってみましょう。
わたしが抱きかかえているこちらのお肉は、
豚肉の胴体にあたる部分なんですね。
当精肉店では、豚の加工業者さんに依頼して
1頭単位で発注したものを左右半身に分けてもらい、抜骨したもの更に3分割に分けてもらって 納品をしてもらっているのです。なので、このような想像し難い形をしているのです。
ナイトウは部位(ぶい)別に切り分けて、重ねて余分な脂を取り除くことが豚肉に対する作業となるのです。
次に、抱きかかえている肉がどこの場所か解り易く説明いたしましょう。
こちらの図は、皆さんにも分かりやすくなればと思って作ってみました。ちょうど上の図の豚を半身にカットして、更に骨を抜いた状態が下にある実際の写真と同じ場所と思ってください。
そして矢印の場所の肉が、上の写真にある抱きかかえているものと同じなのです。
解体する前に、3つに分かれている塊り(かたまり)からどの部位(ぶい)が取れるのかご説明しましょう。
このように、3つの塊(かたまり)から、
大まかに8つの部位に分けることが出来るのです。
それでは、早速作業に移ります。
2枚の写真は、
ロース部位(ぶい)を整形している所です。
ロース肉の特徴としましては、
淡灰紅色で煮込み以外の料理全般に向き、やわらかく味のある部位なのです。
当精肉店では、
テキ・カツ用と、すき焼き・しゃぶしゃぶ用の2種類をメインで販売しております。
続いてこちらの写真は、
バラ部位(ぶい)を整形している所です。
バラ肉の特徴としましては、
一般的に三枚肉と呼ばれる部位(ぶい)で、
赤身と脂肪が交互にバランスよく層になっているほど良質です。
肉のきめはやや粗いのですが、決して硬い訳ではなく
脂肪の良質なものは、特に風味とこくに優れています。
当精肉店では、
焼き肉用と、すき焼き・しゃぶしゃぶ用、そして塊(かたまり)
のままでも販売しております。
最後の3つ目となるこちらの写真は、
ヒレ部位(ぶい)を
整形している所です。
ヒレ肉の特徴としましては、
豚肉の中でも最もきめが細かく、やわらかな最上の部位です。
脂肪が少なく、淡泊な赤身肉で、1頭から1キロ程度しか産出されず
希少価値であり、嗜好性も高いのです。
なんだそうな・・・
当精肉店では、
ヒレかつ用(スジ引き・カットはサービス)で販売しております。
こんな感じで、
毎日豚肉をさばいておりますよ~。
ご覧になりたい方は、
AM10:00頃より作業に取り掛かっておりますし、
見学だってオッケーです。
興味のある方は
是非、遊びにいらしてくださ~い。
スタッフ一同、
みなさんのご来店、お待ち致しま~す。
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