今日は、暑かった。

おにくや

2007年08月06日 23:30

「おいしい」にありがとうをご覧のみなさん。
こんばんわ。
昨日から、猛暑本番真っ最中といった一日となりましたが。お変わりありませんか。
本日のナイトウは、午前中は店の外に出て、思いっきり水と戯れておりました。

「これだけ暑いと、水ってサイコ~」
って言いたいところなんですが、実は遊んでいたわけではないんです。
じゃあ、何していたかというと。

「おそうじ」

そう、水を大量に使ったおそうじなんです。
外に出てエアコンや冷蔵庫の室外機のほこり&よごれとりを
暑さに負けじと気合を入れてガンバリました。

なぜそこまでガンバっちゃったかというと、
食肉を扱うものにとって、夏場は品質管理上とっても大変な季節なんです。
なぜなら、O157や食中毒が待ち構えているし、
その他にも高温からなる肉の急速な腐敗など理由はさまざま。
いわずと知れたことですが、とにもかくにも肉屋にとって熱や暑さは大敵なんです。
(油断してたら、あっという間に使い物にならないお肉に変わっちゃうんですよ。恐るべし)

だからこそ、われわれ精肉業を営む者として
「冷やす」ことに対しては、最善の注意を払わなくてはいけません。

だからこそ、ナイトウは一心不乱にがんばりました。
効率よく冷やすことで、無駄な電気代をカットしそしてフルにその性能を生かす為に。

ぎらぎらと照り注ぐ太陽の下、
通気性の悪~いビニール製の全身を覆いつくすタイプの前掛け(エプロン)を身にまとい
ズボンのスソは長靴の中にしっかりと入れて、
片手には水道のホース、もう片手には洗車ブラシを手にしながら。
やり始めはさておいて、
やり終えたときの爽快感に満ち溢れた自分自身をイメージしながら、清掃作業開始です。

とりかかれるとすぐに全身は汗だくとなり、
さえぎるかの如く、目の前には大量の蜘蛛の巣が私をおおい、
「次は私の番だ!」といわんばかりに、つきまとう蚊にはたくさん血液をもっていかれながら
ナイトウは一人で合計7機の室外機そうじをやり終えました。

とにかく、「大変だ」と思えるのは、やり始める前までの事。
やってよかった。と思える為には、最初の一歩の踏み出しがいかに大事かということを
思い知るよい機会となりました。

そうじをする事って、本当は自分の心を磨く事なんですね。


※今日の記事とは全く関係ありませんが、
 ナイトウの自宅より道一本はさんだところにある、お気に入りの公園。
 毎朝、愛犬のヨークシャテリアの「ごん」とマイナスイオンを浴びながら散歩を楽しんでいます。