食肉の携わるものとして
留まる事の知らない
「食品偽装」
TVニュースは勿論、新聞の活字も
目に映らない日は無い毎日が続いております。
本日の朝刊にある、
食肉関連に限った記事に目を通せば
「ミートホープ社長ら逮捕」
ミンチ虚偽表示容疑 詐欺でも追及へ
や、
「比内鶏社長 『偽装指示』」
謝罪会見 「全国ブームに便乗」
インターネットで、「山形屋」で検索すると、
百貨店HP 宮崎産『地鶏』と不当表示 公取委処分へ 東国原知事、PR商品
など、
同業種として、
目を瞑りたくなるような見出しが躍っています。
ナイトウが駆け出しの頃、
業界30年以上のキャリアを持つ、
当精肉店の店長に
なにげなく以下について問い尋ねた事がありました。
ナイトウ:
「このホルスタインの牛肉(販売価格:低)を、
和牛(販売価格:高)として販売したらどうなるのですか」
店長:
「そのような店は、廃業への道をたどることになるでしょう。
この先の結果は見えています。どちらを選ぶかは社長次第です。」
あの時の何気ない会話が、
今になって、大きく思い出されることになろうとは・・・。
「信頼」こそが、我々に最も備えなくてはならないもの。
明日を堂々と迎えるためには、
毎日の積み重ねがいかに大事かということですね。